製作国:フランス
上映時間:1分
監督:オーギュスト・リュミエール/ルイ・リュミエール

日本では「ラ・シオタ駅への列車の到着」あるいは「列車の到着」として知られる50秒間のドキュメンタリー映画。俗説では「世界最古の映画」と言われることも多いのですが、本作が最古の映画である、という証拠は特にないようです。ただ、映画史の概説書などでは必ずと言っていいほど取り上げられる映画であり、当時のフィルムではもっとも有名な作品のひとつ、と言えるでしょう。

映画史を描いた映画でも取り上げられることは多く、最近では『ヒューゴの不思議な発明』(2011)などでも取り上げられていました。

と、言うくらいで、映画自体については正直あまり書くことがありません……。うーん、お母さんに連れられて駅を歩いてる女の子が可愛い、とか、当時の女性の帽子っておっきいんだなぁ、とか、そういうことくらいですかね。映画ファンとして「見た」というために見たというか、そんなところです。