Mad Max: Fury Road
製作国:オーストラリア/アメリカ
監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ/シャーリーズ・セロン/ニコラス・ホルト/ヒュー・キース=バーン

あの『マッドマックス』(1979)シリーズの最新作、という認識でいいんでしょうか。前作『マッドマックス/サンダードーム』(1985)からなんと30年ぶりにシリーズ作品が作られました。

 これまでにメル・ギブソン主演で3本が製作された傑作アクション・シリーズの30年ぶりとなる第4弾。ジョージ・ミラー監督が2代目マックスにトム・ハーディを迎え、満を持して贈るハイテンション・バトル・アクション大作。資源も水も尽きかけ荒廃した未来を舞台に、独裁者ジョー率いる殺戮暴走軍団と、マックスが助太刀する反逆の女戦士フュリオサのノンストップ・チェイスが、3Dによるアドレナリン全開のド迫力アクション&バイオレンスで描かれていく。共演はシャーリーズ・セロン、ヒュー・キース=バーン、ニコラス・ホルト、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー。
 石油も水も尽きかけ荒廃した世界。愛する家族を守れなかったトラウマを抱え、本能だけで生き長らえている元警官、マックス。ある日、資源を独占し、一帯を支配する独裁者イモータン・ジョー率いるカルト的戦闘軍団に捕まり、彼らの“輸血袋”として利用される。そんな中、ジョーの右腕だった女戦士フュリオサが反旗を翻し、ジョーに囚われていた5人の妻を助け出すと、彼女たちを引き連れ逃亡を企てたのだった。裏切りに怒り狂うジョーは、大量の車両と武器を従え、容赦ない追跡を開始する。いまだ囚われの身のマックスもまた、この狂気の追跡劇に否応なく巻き込まれていくのだったが…。

マックス役こそメル・ギブソンからトム・ハーディに交代したものの、監督は引き続きジョージ・ミラーが務めています。この人、『マッドマックス』のあと何やってたんだろう、と思って調べてみたら、『ベイブ』(1995)の製作なんかも務めていたんですね。また、第1作でトーカッターを演じたヒュー・キース=バーンが本作にも出演しているところもファンには嬉しい配役でしょう。

内容は、ただただひたすらカーチェイスしながら爆発したりぶつかったりバーンってなったりという、なんというかもう非常に頭悪い感じでとても楽しい。

前提としてどんな映画でも映画館で見たほうが面白い、ということはあるのですが、とりわけ本作については、ちょっとでも見ようかな、と思っている方は映画館で見たほうが絶対に数十倍くらい面白いです。

Mad Max: Fury Road (2015) on IMDb