Per qualche dollaro in più
製作国:イタリア/スペイン
上映時間:132分
監督:セルジオ・レオーネ
出演:クリント・イーストウッド/リー・ヴァン・クリーフ/ジャン・マリア・ヴォロンテ/クラウス・キンスキー/アルド・サンブレル

荒野の用心棒』(1964)が大ヒットしたセルジオ・レオーネが前作にも出演したイーストウッドとヴォロンテに加え、アメリカで悪役俳優として少しは知られていたものの、交通事故の後遺症で半引退状態だったリー・ヴァン・クリーフを迎えて作り上げたマカロニウエスタン。前作よりもスケールも制作費も(あと上映時間も)スケールアップした作品です。

 「荒野の用心棒」に続いてイーストウッドが主演した、セルジオ・レオーネ監督によるウェスタン。殺人強盗犯と、彼をめぐって衝突しあうふたりの賞金稼ぎを描く。主題歌もヒットしたE・モリコーネの音楽も絶好調で、リー・ヴァン・クリーフが渋い役どころをこなす佳篇。

このブログで紹介するマカロニウエスタンは、本作で98本目になるのですが、実はレオーネの作品を紹介するのは2本目だったりします。もちろん、今まで見たことがなかったわけもなく、何度も見返した作品なのですが、ブログを書きはじめてから、しっかり通して見直してなかったことと、まぁ、今さら紹介しなくても皆さんご存知だろうということで、未紹介でした。今回3年ぶりくらいにしっかり通して観たのですが、やっぱり面白いですね。

ストーリーやレオーネに特徴的な演出(アップが多いとか、時間が長いとか)、それにモリコーネの音楽の素晴らしさは散々語り尽くされていますので、もうここではあまり語りません。今回は、(マカロニ的に)豪華なインディオ(ヴォロンテ)の手下たちを見ていきます。

まず、クリーフに絡んで殺されるワイルド役にはあのクラウス・キンスキー。本作でも凶暴な演技を見せてくれます。そして、インディオに濡衣を着せられて殺されるクチーヨ役にはアルド・サンブレル。本作ではそこまで目立ちませんが、数多くのマカロニウエスタンで重要な悪役を演じた名バイプレイヤー。その他にもルイジ・ピスティッリやベニート・ステファネッリなど、B級マカロニウエスタンでならメインの悪役も張れる濃い男たちが勢揃いしたインディオ一味は、マカロニファンならば見ているだけで非常に愉快です。

序盤から中盤にかけての銀行強盗の舞台になるエル・パソはスペインの南東部、アルメリア郊外の荒野のセットで撮影されました。そこは、現在はミニ・ハリウッドというテーマパークになっています。